何なの、あの態度… レイじゃないよ… あたしはその場に立ち尽くした。 『レイくんー??』 えっ…!!?? 今、かおりの声がした。 まさか…そんなわけないよね?? あたしはドアに耳を澄ましてみた。 『レイくんさぁ、あたしが好きならもうりいに近付かないでよお』 『…んー。わかったっ』 涙がこぼれた。 今……何て言った?? レイは……かおりが…… 好き????