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人間になり、王子の城で暮らせるようになった人魚姫。

しかし、話す事ができない。

本当は、「助けたのは私」って伝えたいのに。

王子は、たまたま通りすがっただけの娘を命の恩人だと勘違いし、

「この女性は、命の恩人で、婚約を決めているんだ」

と人魚姫に紹介する。

人魚姫に辛い現実が突きつけられる。

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自覚してしまった。



ユウのことが好きだと・・・。




あのまま、自分の気持ちに気付かないままのほうがよかったのかな。。。


…人魚姫は、人間になって後悔はなかったのかな…





あたしの『夢』が、



『恋』の行く手を阻んでいる・・・。