この事実がまた人から人へと伝わるはず。

しばらくしたら、この噂もおさまるだろう。




「じゃあさ、れんが高明くん奪っちゃえばいいじゃん。絶対二人お似合いだし♪告白したら、絶対OKだと思うよぉ??」



・・・どうやら、愛子はあたしが高明くんを好きだという前提で話しているらしい。



盛り上がりの絶頂にいる愛子に、今は何を言ってもダメだと思い、この話は受け流した。




はたから見ると、あたしと高明くんって、いい感じに見えるのかなぁ。。。

今まであたしにはわからなかったけど。。。




ただ、高明くんの前では素でいられる。

一緒にタバコ吸ったり、ごはん食べたり・・・。

そんな二人の時間って、なんだかとっても楽しいんだ。




今のあたしにわかることはそれだけ。

この感情を何て呼んだらいいのかわからない。