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「へぇ〜!お兄さんとご両親ってそんな関係でそんな約束もしていたんだ!?凄いねっ!なんかロマンチックゥ〜!!」
「ちょっ、志穂ちゃん、声大きい!」
「あ、ごめんごめん。つい興奮して」
ここは最寄り駅近くのカフェ。
この間のことを改めて謝る為に志穂ちゃんを呼んだのだけれど、真っ先に漣とのことをかなり食い気味で質問攻めしてきたので、いまざっと話し終えたところ。
今のところの様子だと怒ってはなさそうだけど、でもちゃんと謝らなきゃ。
「志穂ちゃん。この間は本当にごめんね」
「ん?ん〜んっ!全然いいよ!むしろアタシがみあにお礼言いたいぐらいなんだからっ」
「…へ?」
ニッコニコの志穂ちゃん。
どういう事だろう。