すると、教室の方からものすごい視線を感じた。



嫌でも誰か分かってしまう。


岡田亜理砂と、そのオトモダチしかいない。



私が先生にチクらないように、遠くから監視しているんだ。



「暇だったんで変わって貰ったんです」



すると、先生の顔は明るくなり「偉いぞ〜!」と、言いながら肩に手を置き、スタスタと何処かに行ってしまった。


そんな先生の行動を見て、安心したのか視線は感じなくなってきた。



でも……まだ、誰かが見てる。


また、岡田亜理砂なのか……。