「では、今から公園に行きましょう」
『はぁい!!』
先生の声とともに幼稚園児のみんなが公園に向かって走っている。
きえもその幼稚園児の中の一人。
きえがブランコをしようとして並んでいると、
「うわぁああん!!!痛いよぉ」
ある男の子が石につまずいて、転んでしまって足から少し血が出ている。
みんなは、遊具で遊びたいがために、そのこのことはほったらかしだ。
先生は、誰か別の先生に呼ばれて、来れない様子。
すると、「だいちょーぶ?」とかわいらしい女の子が来た。
きえだった。
きえは、ブランコに並んでいたのにわざわざ抜けて、その男の子の所へ走って向かった。
「ブリャンコ行かなくちぇいいの?」
「ママがね、こまってる人がいたらたしゅけなさいっていちゅもいってるの」
きえは、そう言いながらそのこの足を何度も何度もさすって血を止めていた。
「大丈夫?消毒持ってきたから塗るね」
先生が消毒液をシュッシュッとやってばんそうこうをはった。
終わると、
「きえちゃんえらいね」
ときえの頭をなでるのだった。
その男の子もきえに
「ありがとう」
と言うと、走って遊具へ向かった。
『はぁい!!』
先生の声とともに幼稚園児のみんなが公園に向かって走っている。
きえもその幼稚園児の中の一人。
きえがブランコをしようとして並んでいると、
「うわぁああん!!!痛いよぉ」
ある男の子が石につまずいて、転んでしまって足から少し血が出ている。
みんなは、遊具で遊びたいがために、そのこのことはほったらかしだ。
先生は、誰か別の先生に呼ばれて、来れない様子。
すると、「だいちょーぶ?」とかわいらしい女の子が来た。
きえだった。
きえは、ブランコに並んでいたのにわざわざ抜けて、その男の子の所へ走って向かった。
「ブリャンコ行かなくちぇいいの?」
「ママがね、こまってる人がいたらたしゅけなさいっていちゅもいってるの」
きえは、そう言いながらそのこの足を何度も何度もさすって血を止めていた。
「大丈夫?消毒持ってきたから塗るね」
先生が消毒液をシュッシュッとやってばんそうこうをはった。
終わると、
「きえちゃんえらいね」
ときえの頭をなでるのだった。
その男の子もきえに
「ありがとう」
と言うと、走って遊具へ向かった。