でも手で顔を挟まれ雄斗の方に向かされた

そして唇に柔らかいものが触れた

唇を割って中に入ってくる液体

あぁ……そういうことか…

私は今の状況を飲み込むことができた

逃げるにも顔を手で固定されてるから動けない


これは……諦めて飲むしかないのか…



そして私は水を飲み込んだ


それを確認して離れる唇


「雄斗……」

「……もう一回やる?
 次は自分で飲む?」

「………飲んだもん……」