そう言って抱き寄せてくれた

「香音……もう大丈夫だからな…
 ずっと側にいるから…」

「うん……ありがとう……」

そして私は自分の体を支えることが出来なくなり雄斗に寄りかかった

「…………ベッドに戻すな
 ちょっとごめん」

私の体が宙にうきベッドにもどった

「ありがとう……」

「どういたしまして
 何か欲しい物ある?
 持ってくるよ」

「今は大丈夫かな」

「そっか
 でも水分はとれ
 持ってくるから」