「かーのーんー!」

「……………」

肩をゆすり続けるが起きない…

「香音~、起きてくれないと俺寂しいんだけど~」

そう言ってキスをした

「………………っん」

「香音?
 やっと起きた~」

「……雄斗…?」

「病院頑張ったな
 ありがとう」

「雄斗……怖かった…」

「ごめんな…無理やり連れてって…
 もう大丈夫だからな」

そう言って抱きしめた

香音も何も言わずに俺の腰に腕をまわした