「大丈夫
 俺がついてる」

そして和田に目で合図した

和田もそれに頷き香音の腕に注射した

「ハァハァハァハァハァハァハァハァ……雄斗…ハァハァハァハァハァハァ……」

「香音、おやすみ
 ゆっくり休んでな」

そして香音は眠りに入った

香音の体をベッドに寝かせ俺は立った

「和田ありがとな」

「いや
 この薬、結構強いから当分は起きないと思う」

「そっか…」

「この子、お前がいるのといないのでは結構違うな」