「ダメだ…押さえたらもっと暴れて体力だけが減っていく……」

「でもこのままじゃまずいぞ!」

「……………後ろから固定するのでいいか…?」

「あぁ…この際何でもいいから腕だけは動かないようにしろ」

「分かった
 香音、ちょっとごめんな…」

そう言って香音の体を起こし、俺の膝の上にのせ後ろから抱きしめて固定した

「ハァハァハァハァハァ………雄斗……ハァハァハァハァハァ…」

「香音、大丈夫
 すぐに楽になるからな」

「ハァハァハァハァハァハァ…いやっ……ハァハァハァハァハァハァ……怖い……ハァハァハァハァハァハァハァ…」