しかもまだ止まってない
結構深くやっちゃったな…

「ほら、香音
 リビング行くよ」

雄斗はもう消毒する気満々らしい

「うん…」

そう言ってベッドから立ち上がった

フラッ

ヤバい…倒れる…

次にくる衝撃を覚悟した





あれ?
痛くない?

おそるおそる目を開けると雄斗の腕の中にいた

「香音、大丈夫か?」

「うん…ありがとう」

「良かった!」

そして私の体は宙に浮いた