「……………」

「香音の体は全然弱くないよ」

「弱いよ…
 みんなにはついていけない
 何で私はすぐに倒れるの…」

「それは体力をつければどうにでもなる
 香音の体は極端に体力が少ない
 それをどうにかできれば倒れなくなるよ」

「でも……体育もできないのに…どうやって体力をつければいいの?」

「俺が付き合うよ
 一緒に体力をつけよう?」

「でも雄斗も忙しいじゃん…
 あまり会えないじゃん…」