「香音、入るよ」

中に入ると可愛らしい部屋だった

香音らしい部屋だな…

そしてベッドには制服のまま布団も掛けずに眠っている香音がいた

本当は寝るつもりなかったのに寝ちゃった感じか…
今日は相当疲れちゃったんだよな…

起こすのは可哀想だったけど起こすしかないよな…?
幸輝の友達が来るっていってたし…

「香音~
 起きてー!」

少し肩をゆすってみた

「……………」

全然反応がない…
本当に起きないんだな…