「まじか…」

「諦めなー
 どこからがいいー?」

「どこも嫌です!」

「そんなこと言われてもやるからねー
 どこからにする?」

「…………じゃあ手首から…」

「りょーかい!
 じゃあ手首出して」

仕方なく手首を出した

「じゃ、やるよー
 痛いと思うけど頑張ってね!」

「やる前にそんなこと言わないで!」

「ごめんごめん
 ほら、しみるよ」

「いたっ!
 先生、痛い!
 やめて!」