「そっか…
 私じゃ下山先生のかわりにはなれないけどいつでも頼ってね
 私にできることなら何でもするから」

「関口先生、ありがとうございます」

「うん
 一人で抱え込まないでね
 岩本、一人で頑張りすぎすから」

「アハハ…」

「頑張ることは良いことだと思うけど、頑張りすぎるのは良くないと思うよ
 だから辛い時とかは頑張らなくていいんだよ」

「そうですね…」

「うん!
 じゃあこれ
 下山先生から預かってたんだ」

関口先生が取り出したのは封筒だった

「手紙だって
 岩本が落ち着いたら渡してって言われたんだ」

「そうですか…
 見てもいいですか?」

「うん」

そして私は封筒から手紙を抜き出した