「やー……」

ゆうくんがティッシュを取ってくれたんだけど、太ももの上にあるアイスを急いで口の中に入れた。


「いや、食べるなよ……!」

「らっへー」

せっかくゆうくんと半分こにしたのに……。


う〜

急いで食べたから頭がキーンとする。


拭いたのは良いけど、足とか太ももがベタベタ。


……それに、キャミソールもガウンも汚れてる。



「うぅ……ゆうくん……」

助けて欲しくて、ゆうくんを見つめた。

「わかったから、ちょっと待ってて」

そう言ったゆうくんは別の部屋に行って、何か持って戻ってきた。


「これで我慢して」

渡されたのは、黒のTシャツとスウェットのパンツ。


「もう1回お風呂に行ってきなさい」

「はぁい」


ゆうくんに言われるがまま、それを持ってお風呂に向かった。