「朝と夜は一緒に食べようか」

「……?」

「昼はちょっと無理だけど、それなら寂しくないだろ?」

「……いいの?」

「うん。なるべく早く帰るから」

ニコッと優しく笑うゆうくんに、嬉しくて、だらしないくらい表情筋がゆるゆるになる。

「ありがと、ゆうくん」


えへへ。

嬉しい嬉しい。


ゆうくんと一緒にいられる。



「友達と遊びに行くときは一応連絡して?心配だから」

「うん、わかった」




それから夕ご飯を食べ終わった後、連絡先を交換して、ゆうくんに言われた通り私はすぐにお風呂に入った。






 * * *


浴槽から立ち上がる湯気。

ゆうくんが用意してくれたお湯に肩まで浸かると、お湯が少し流れていった。


「ふぅ……」

熱過ぎず、丁度いい湯加減。