んん〜〜

ゆうくんが可愛くて胸がキュンキュンするよ。



でも、ガトーショコラ好きなんだ……。

今度作ってあげたいな。




「……あ、」

ゆうくんの隣で頼まれたものをお皿に盛りつけていると、綺麗に切れてないキュウリがあった。


ふふ

私の中でゆうくんは完璧な人だから、こう言うの見るとほんと可愛く思う。




「陽葵は箸をお願い」

「わっ……!?」


びっくりした。

こっそり笑ってたの、バレてないよね……?


チラッと様子を伺うと、ゆうくんは両手に冷やし中華を持ってテーブルの方に向かっていた。

よし。バレてない!


私は後を追いかけるようにキッチンから出て箸を並べた。






 * * *


「いただきまーす」

ゆうくんの手料理、初めてだ!


へへ

ゆうくんがそばにいると思うと、何もかもが嬉しくて口元が緩んでしまう。