大学の課題とかなんかでやることがあったゆうくんは、リビングにパソコンを持ってきていた。
邪魔しちゃいけないし、先にお風呂入ってても良いよって言われたから極力視界に入らないようにしてた。
でも、お風呂から上がってもゆうくんはまだパソコンの前にいて。
ちょっぴり気になって声をかけたんだ。
「終わりそう?」
「んーもう少しやろうと思う。眠かったら先に寝ててもいいよ」
「うん。わかった」
23時くらいかな。
パソコンを持ったままゆうくんがソファに来たのは。
私の隣に座ったから、びっくりしたのを覚えてる。
「どうしたの?」
「んー?長時間座ってたからケツが……あ。今おっさんとか思っただろ」
「あははっ思ってないよ〜」
なんてたわいもない話をしてたんだっけ。