「シャルロット様! あなた、どういうおつもり!?」
そこにはレイラの友人のカレン嬢とケイティ嬢が立っていた。2人は怒りで顔を真っ赤にして、シャルロット嬢を指差している。
「あなた私の婚約者と、キスしたというのは本当なの?」
「私の婚約者とは、夜まで一緒に過ごしたとか!」
泣いていたはずのシャルロット嬢は一瞬顔を引きつらせていたが、すぐに「そんなことしてません!」とクスンクスンと泣き始める。しかしそこにまた真っ青な顔をした男がドタバタと走ってきて叫び始めた。
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