思い返すと、自分では気づかなかった感情に理解ができる。

少しずつ愛美ちゃんの虜になっていた。

でも、俺はアイドルだ。


アイドルになると決めた時に、恋愛という感情は捨てたと思ったのに、

好きな女の子ができたことにどうしたらいいのか分からない。


「ま、俺たちはアイドルって自覚してね〜笑

この前言われた言葉そのままお返しします〜

協力はするけどね?笑」



「うん、、、ありがとう」

「さ、俺らは仲直りってことでさっさとご飯食べて現場戻ろ?」

「そうだな、、、」