奥の方で撮影を見る龍と目が合った。


いいこと思いついた、、、フフ


思わず笑ってしまう。

そのまま、愛美ちゃんに顔を近づけると、

驚いたのか目を丸くしていた。


その後の3人での撮影はあからさまな態度で、終えた。


ちょっと意地悪したくなっただけじゃん、、。


カメラマンさんに呼ばれ、行く。


「さっきのモデルさんとのキスショットめちゃくちゃ良かったよ!」

「いや、あれキスしてませんよ。ギリギリで止めていましたからね笑」

「本当に!?流石プロだな!今度もまたお願いね!」


流石にやりすぎたかと心配になった。



愛美ちゃんの控室から龍の声が聞こえた。



さっきの事を、愛美ちゃんに聞いている、、、。

龍と愛美ちゃんの仲を悪くなったら、、、。

俺は控室のドアを開けていた。