李音(率直に結婚したい)
悶えながらも李音も、自分の部屋に入り制服に着替え始める。
李音(あー……あんな可愛い顔晒してたら、すぐアブナイ虫に付き纏わらちゃうよなー)
特にずば抜けて美しいわけでもない真優にそこまで可愛いと思ってしまう李音はもうとっくに重症だった。
李音(ま〜ちゃんを守るためには、もっと俺のもんアピールしたいのに……肝心な真優は俺じゃなくて、アイツが好きだもんな……)
ぎゅっと拳を握りしめて、我慢をする。
切ない気持ちが込み上げてきて、憂鬱感に襲われていた。
○学校までの道
互いに支度が完了して、家を出る。
普段は車で登校する李音だが、今日は真優に合わせて歩いて行くことにしたのだった。
李音「ま〜ちゃんって、立花クンのこと好きだよね?」
真優「……へっ?」
(どどど、どうしてそれを……!?)
李音「知ってるよ、僕ま〜ちゃんのことならなんでもお見通しだから」
真優「ち、違う、別にそんなことないよ……?」
李音「へぇ、じゃあ僕のものになってくれる?」
真優「へっ!?ど、どういこと……?!」
李音「ま〜ちゃんに好きな人がいないなら、僕のお嫁さんになって欲しいなって」
にっこり微笑みながら李音がそう言ってくるもので、どうすればいいのか分からずあたふたする真優。
李音「あんなヤツより、僕にしようよ?その方が絶対に幸せになれると思うよ」
真優「り、李音くん早く同居生活やめたいって言ってたよね……!?無理してからかわなくていいんだよ?」
李音「別にそういうわけじゃないよ?」
真優「もうよくわかんないよ、李音くんのこと……」
李音「あはは、そうだよね」
悶えながらも李音も、自分の部屋に入り制服に着替え始める。
李音(あー……あんな可愛い顔晒してたら、すぐアブナイ虫に付き纏わらちゃうよなー)
特にずば抜けて美しいわけでもない真優にそこまで可愛いと思ってしまう李音はもうとっくに重症だった。
李音(ま〜ちゃんを守るためには、もっと俺のもんアピールしたいのに……肝心な真優は俺じゃなくて、アイツが好きだもんな……)
ぎゅっと拳を握りしめて、我慢をする。
切ない気持ちが込み上げてきて、憂鬱感に襲われていた。
○学校までの道
互いに支度が完了して、家を出る。
普段は車で登校する李音だが、今日は真優に合わせて歩いて行くことにしたのだった。
李音「ま〜ちゃんって、立花クンのこと好きだよね?」
真優「……へっ?」
(どどど、どうしてそれを……!?)
李音「知ってるよ、僕ま〜ちゃんのことならなんでもお見通しだから」
真優「ち、違う、別にそんなことないよ……?」
李音「へぇ、じゃあ僕のものになってくれる?」
真優「へっ!?ど、どういこと……?!」
李音「ま〜ちゃんに好きな人がいないなら、僕のお嫁さんになって欲しいなって」
にっこり微笑みながら李音がそう言ってくるもので、どうすればいいのか分からずあたふたする真優。
李音「あんなヤツより、僕にしようよ?その方が絶対に幸せになれると思うよ」
真優「り、李音くん早く同居生活やめたいって言ってたよね……!?無理してからかわなくていいんだよ?」
李音「別にそういうわけじゃないよ?」
真優「もうよくわかんないよ、李音くんのこと……」
李音「あはは、そうだよね」