私たちがアワアワしている時、鷲は…。



「おい!!三星!俺は理解できねぇぞ!!説明してくれよー!!おい、聞いてんのかー?み・つ・ほぉぉ!!」



……三星を追いかけている。

夜空おじさんが駆け寄ってきた三星の頭を撫でながら笑う。



「おぉ、三星、彼氏か?」




その途端、この暖かい沖縄なのに、空気が凍りついた。

その場にいる全員の顔が引き攣る。


…もちろん、私の顔も。




「や、やだなぁ、おじさん!ち、違うってばぁ…」