“従者”となり得るのは“忍者”や“獣人(人獣)”と呼ばれる者たちだ。


“忍者”はその名の通り、忍ぶ者。

古くから伝わる忍法を駆使して“主人”を守る。


“獣人(人獣)”は獣→人、人→獣へ自在に変身できる。

獣の場合は獣化、人の場合は人化と呼ばれる。

獣人と人獣の違いとしては、

“獣人”は、主に人化している場合でも顔や手足などが獣(毛で覆われた)姿のまま。

“人獣”は、人化している場合であれば普通の人との違いはない。

あるとすれば、耳や尻尾などが出ているだけで、手足は人となんら変わりはない。

どちらであっても共通しているのは、

獣性が強ければ強いほど、その種族ごとの獣の本能や習性に引っ張られやすいということ。

兎獣人であれば、縄張り意識が強く、簡単には他人を寄せ付けないなど。

もちろん本人の性格にもよるが、本能は自分では制御しづらいものとされている。