*・*:.。.:*・゜゚・*その日の放課後*・゜゚*:.。..:*・'*:.。.



「蓮、、、っ!」

あれから相当、泣いた。
きっと腫れてる。
でも、『彼女』がいる奴と話す時に気にすることなんて無い。

「おっ!さゆじゃん。お疲れ。      って、、、泣いた? 」

うん。 泣いた。泣いたよ。 蓮のせいで。
それでも、今言わなきゃいけない事がある。
決めたんだから。言わなきゃ。


「おめでとう」


蓮の眉間にしわが寄る。
分からないような顔しないでよ。
『彼女』がいるんでしょ?
居るんだから忘れちゃダメ。
ダメだよ、、、女の子にこんな思いさせたら、、、

蓮は悪くない。


こんな私でも分かってる。