「ミチ、教エテクレマセンカ?」
アジア系の女性に片言で声をかけられたのは、私が泣き疲れた顔で遊園地の出口を抜けてすぐのことだった。
「ココ行キタイ、ワカラナイ~」
女性が懸命に身振り手振りしながら、スマホの地図を私に見せる。
私はなんとか気持ちを切り替えて、明るくこたえる。
「OK!えっと、この道をまっすぐ行って、」
「ノーノー、ワカラナイ、ニホンゴ、ノー」
「あ~、Go straight on this …」
「ソーリー、ワカラナイ、一緒ニ、OK?」
どうやら英語も得意じゃないらしい女性は、一緒に目的地まで行って欲しいみたいだ。
遊園地沿いに坂を下るだけで、わざわざ着いていかなくても相当な方向音痴じゃない限り辿り着けそうな場所だ。
アジア系の女性に片言で声をかけられたのは、私が泣き疲れた顔で遊園地の出口を抜けてすぐのことだった。
「ココ行キタイ、ワカラナイ~」
女性が懸命に身振り手振りしながら、スマホの地図を私に見せる。
私はなんとか気持ちを切り替えて、明るくこたえる。
「OK!えっと、この道をまっすぐ行って、」
「ノーノー、ワカラナイ、ニホンゴ、ノー」
「あ~、Go straight on this …」
「ソーリー、ワカラナイ、一緒ニ、OK?」
どうやら英語も得意じゃないらしい女性は、一緒に目的地まで行って欲しいみたいだ。
遊園地沿いに坂を下るだけで、わざわざ着いていかなくても相当な方向音痴じゃない限り辿り着けそうな場所だ。