「あかりちゃんも今心が苦しい時があると思う。何回でも立ち止まっていい。
でも、自分の人生を諦めないで。いつかは自分の心とむきあう時、答えを見つけないといけない時がきっと来ると思う。だからその時までに自分の心ときちんとむきあえるように自分を強くしていってね。
今日はありがとう」


「こちらこそありがとうございます。おねえさんのおかげで気持ちが楽になりました。また、辛い時に話をききにきてもいいですか?」

美希さんは一瞬目を大きく見開いてあたたかい笑顔で
「もちろん、いつでもきて」

「はい」 笑顔であかりちゃんは去っていきました

「じゃねーあかりちゃん」

人は、大きな壁や小さな壁にぶつかる時が何回もくるときがある。でも、それを乗り越えなければ何も変わらない後悔したままの人生。
それを乗り越えたらきっと楽しいことが待ってる。だから、自分を信じて壁に何回もたちむかわなければならない。
ずっと苦しいままでもいつかはきっと、自分の物となり力になる。だから、その時を信じて明日も生きていこう。 [完]