「大丈夫か?」
「…うん。大丈夫だよ。」
あれから、数日。
大丈夫だと答えたけれど、体は正直で。
兄の夢を見ては魘されて、藤雅に起こされる。
夢見が悪くて、寝不足だけどそれもあと数日の辛抱。
最近は滅多に見ることもなかったけど、兄との再会が近づいてきてることで心が拒否してる。
「じゃあ、行ってくるね。」
「無理するなよ、終わったら連絡してくれ。」
「うん。藤雅もゆっくりしてて。」
今日は夕方からじゃなくて、昼間から仕事の藤雅。
あと数時間もしたら家を出るだろう。
わたしはといえば、今日も変わらずライブ。
だけど今日はいつものライブハウスじゃなくて、イベントへの出演。
「ありがとうございました!」
「こちらこそありがとうございました。
とても楽しかったです。」
今日は、アイドルイベントに出演するアイドルに書き下ろした曲を披露する為にゲストとして呼んでもらえた。
わたしとは正反対の、まるでショートケーキみたいなふわふわした女の子をイメージした曲なんて難しくて。
受け入れてもらえるかも不安だったけれど、ライブの手応え的にはアイドルのイメージを崩さずに提供出来ていたようだ。
「…うん。大丈夫だよ。」
あれから、数日。
大丈夫だと答えたけれど、体は正直で。
兄の夢を見ては魘されて、藤雅に起こされる。
夢見が悪くて、寝不足だけどそれもあと数日の辛抱。
最近は滅多に見ることもなかったけど、兄との再会が近づいてきてることで心が拒否してる。
「じゃあ、行ってくるね。」
「無理するなよ、終わったら連絡してくれ。」
「うん。藤雅もゆっくりしてて。」
今日は夕方からじゃなくて、昼間から仕事の藤雅。
あと数時間もしたら家を出るだろう。
わたしはといえば、今日も変わらずライブ。
だけど今日はいつものライブハウスじゃなくて、イベントへの出演。
「ありがとうございました!」
「こちらこそありがとうございました。
とても楽しかったです。」
今日は、アイドルイベントに出演するアイドルに書き下ろした曲を披露する為にゲストとして呼んでもらえた。
わたしとは正反対の、まるでショートケーキみたいなふわふわした女の子をイメージした曲なんて難しくて。
受け入れてもらえるかも不安だったけれど、ライブの手応え的にはアイドルのイメージを崩さずに提供出来ていたようだ。