蒼樹と一緒に生活を共にするようになって、気がつけばもう少しで1ヶ月。
蒼樹のお陰もあり、定期テストも無事に終わった。
藤雅からは未だに連絡は無い。
最近では、蒼樹ですら忙しいのかわたしと一緒にご飯を食べる事も減ってきてる。
「巡…!こっち…!」
「瑛…!」
メッセージを送って、少しすると直ぐに迎えに来てくれた瑛に駆け寄る。
丘の上にある学校だから、遠目から見ることは何度もあるけど実際に来るとやっぱりお金持ちの学校なだけあって場違い感があって気まずい。
学校祭だから、砕けた雰囲気は出てるけどそれでもやっぱりうちの学校とは違う。
壁の装飾やら細部まで拘って作られてる感じするし、気品溢れてる。
「今日は招待してくれてありがとう。
とても楽しみにしてたんだ。」
「私の方こそ、来てもらえて嬉しい…!
早速案内するね!」
校内に足を踏み入れると、各クラスで出し物をしていて。
思っていたよりも、普通の高校生で良かった。
白い制服の中に、普段着の人も沢山いてわたしだけが浮くなんてことはなさそう。
「瑛のクラスは何をしてるの?」
「私のクラスは写真館だよ!
でも、巡は苦手でしょ?」
「あんまり得意じゃないかなあ…。」
ふふ、っとお上品に笑う瑛。
すれ違うお友達にも、わたしには見せた事ない顔で話していたから。
なんだか、寂しい気持ちになった。
蒼樹のお陰もあり、定期テストも無事に終わった。
藤雅からは未だに連絡は無い。
最近では、蒼樹ですら忙しいのかわたしと一緒にご飯を食べる事も減ってきてる。
「巡…!こっち…!」
「瑛…!」
メッセージを送って、少しすると直ぐに迎えに来てくれた瑛に駆け寄る。
丘の上にある学校だから、遠目から見ることは何度もあるけど実際に来るとやっぱりお金持ちの学校なだけあって場違い感があって気まずい。
学校祭だから、砕けた雰囲気は出てるけどそれでもやっぱりうちの学校とは違う。
壁の装飾やら細部まで拘って作られてる感じするし、気品溢れてる。
「今日は招待してくれてありがとう。
とても楽しみにしてたんだ。」
「私の方こそ、来てもらえて嬉しい…!
早速案内するね!」
校内に足を踏み入れると、各クラスで出し物をしていて。
思っていたよりも、普通の高校生で良かった。
白い制服の中に、普段着の人も沢山いてわたしだけが浮くなんてことはなさそう。
「瑛のクラスは何をしてるの?」
「私のクラスは写真館だよ!
でも、巡は苦手でしょ?」
「あんまり得意じゃないかなあ…。」
ふふ、っとお上品に笑う瑛。
すれ違うお友達にも、わたしには見せた事ない顔で話していたから。
なんだか、寂しい気持ちになった。