「次は何色にしようかな。」



今はシルバーホワイトが色落ちして、少しブロンドに近づいてきてるけど。
これを機に新しい色にするのもいいけど…。
煌月の巡といえば、シルバーホワイトのインナーカラーって印象付けしたい気もする。


花火大会の時から、動画へのアクセス数も数字で見るに増えているし。
大きなライブの前には、メンテナンスとして通ってるからだいぶ印象付けは出来てると思うんだけどなあ…。



「藤雅は、どんなのが好みなんだろう。」



初めて会った時、この色を褒めてくれたし。
だからあんまり変えたくもないけど、そろそろイメチェンしたい気持ちもある。


…まさか、自分が。
こんな風に恋愛ドラマの主人公さながら、彼氏の好みやいかに好かれるかなんて考える時が来るとは思わなかった。


少しでもいいから、可愛いと思われたい。
好きになってもらいたい。
気に入られたい、良く思われたい。



「いくら蝶よ花よと愛でられても
貴方が見向きもしなければ 意味は無し
たとえ隣にいなくても 残り香を
恋し 嗚呼、夢如く」