テストが終わって3日後、テストが返ってきた。

結果は…みんな再テストにかからなかった!

もしみんなが再テストにかかったらどうしよう、責められるかなと僕は思っていたので

肩の荷が降りてとてもほっとした。

そして僕は勇気を出して「友達になってくれない?」と行ってみた。

そしたら大輝達がキョトンとした顔でこっちを見ながら笑っていた。

その中には笑いのツボにハマって泣いてる人もいた。

やっぱり、僕みたいな人と友達にならないよなと思い、恥ずかしくて目に涙が溜まってきた。

でも、泣いてる姿を見られたくなかったから頑張って我慢した。

すると大輝が「お前何言ってんの、俺ら前から友達だろ。」と言ってきた。

その言葉を聞いた途端に我慢していた涙が溢れてきた。

それを見て大輝達は、僕が急に泣き出したから「大丈夫か?!」「なんか変なことした?」など

沢山聞いてきた。

「友達が出来たのが嬉しくて。」と僕が言うとみんな凄く安心して「よかった〜。」と言っていた。

僕は泣きながら「僕に友達が出来た!」と心の中では叫んでいた。