イベントをマジで最速クリアしたあと、ふたりでお祝いにケーキを買い、最寄り駅から寮へと向かってのんびり歩く。
久しぶりにひとりになれるって思って楽しみにしてたけど、なんかいいよな、こーいうのも。
いや、そう思えるのは、きっとパートナーが唯菜だから、なんだよな。
そんなことを考えながら、隣を同じようにのんびり歩く唯菜をちらっと見る。
いつになくご機嫌な様子で、鼻歌でも歌いだしそうだ。
「なあ、ほんとにいいのかよ?」
「なにが?」
「さっきのイベント会場で、SNSにアップしてもいいかって聞かれたヤツ」
「だってあれ、セブンオーシャンのイベントでしょ? 社員の『いいね』たくさんゲット間違いなしじゃん」
それを聞いて、俺はぷはっと吹き出した。
「ほんとたくましいよな、唯菜は」
「それだけが取り柄ですから」
「そーいうとこ、好き」
久しぶりにひとりになれるって思って楽しみにしてたけど、なんかいいよな、こーいうのも。
いや、そう思えるのは、きっとパートナーが唯菜だから、なんだよな。
そんなことを考えながら、隣を同じようにのんびり歩く唯菜をちらっと見る。
いつになくご機嫌な様子で、鼻歌でも歌いだしそうだ。
「なあ、ほんとにいいのかよ?」
「なにが?」
「さっきのイベント会場で、SNSにアップしてもいいかって聞かれたヤツ」
「だってあれ、セブンオーシャンのイベントでしょ? 社員の『いいね』たくさんゲット間違いなしじゃん」
それを聞いて、俺はぷはっと吹き出した。
「ほんとたくましいよな、唯菜は」
「それだけが取り柄ですから」
「そーいうとこ、好き」