まぁ、そういうのもあって、私は学校では
舐められないように結構頑張っているのだ。


やられたらきちんとやり返す
これが私のモットーなので。


まぁ、異常にモテる幼なじみを持つと
強くならないとやっていかれないんです。


僻み、妬みのオンパレードなので。



「いいかげん 気づけば、モミジ。
そういう問題じゃないんだって…」


「そうだよ、相馬くんと上手くやれるの
モミくらいだよ、お似合いだし」


2人は何かと私と樹をくっつけたがる。


でもそれは違うんだよ。
私だけはダメなんだよ。


樹は私に対して負い目があるから
何を言おうと好きな人を作ろうとか
彼女を作ろうとか、絶対にしない。


実際は選び放題なのにね。