とにかく助けなきゃと
私は暴れまくって変質者に飛びかかった。
助けを呼ぶために喉が枯れるくらい
大声あげて無我夢中だった。


変質者はナイフを所持していて
振り上げたナイフが私の肩を掠めた。


洋服がみるみる赤く染まっていった。


通りかかった大人達が
私の叫び声に気がついてくれ
逃げようとする犯人を
追いかけて取り押さえてくれた。


幸い、私の傷は
出血量はそれなりにあったけど
その時に対応してくれた医師が
丁寧に処置してくれた。


ただ、1年くらい親の送迎が無いと
学校にも行かれなくなり
外に出られなくなった。