「ん、」

柔らかい、甘い赤ちゃんみたいな匂いがする。

匂いに誘われるままかぷっと噛みついた。


「ひゃあ、」


ん?

「れ、廉くん、」

声が聞こえた方を向くと首まで真っ赤になった陽愛が。


「おあよ」

「そ、そこで喋らないで〜」



可愛い、

ほんと、好きすぎる。


いつか、陽愛に心臓止められそう。まじで、

もう好きすぎて心臓痛い