「それにしても、どうして突然?」

「廉くんに可愛いって思ってもらいたくて、」


あ、

俺、死ぬわ


やばー

さっきは急に風呂入るとか言うから避けられたのかと思ったけど、この準備のためってことか。


もう全てが愛おしい


「おいで」


抱き寄せて、陽愛の胸に顔を埋める。


あー幸せ


「っ、」

陽愛がビクッとしたのがわかった。


でもその直後、

頭に手を添えられたのがわかった。

よしよしと子供をあやす様に撫でられ、、え、


ぶわっと顔が熱くなった。

普段と違うその行動に驚きを隠せなかった。