「えぇ・・・。嫌だ・・・・。うちかわいくないし・・・・・。」
ゆこの髪を触りながら「もうー。くらいなぁ・・・・。」
「まりあはカワイイからそんな事言えるんだよ。」
「そんな事ないよぉ。」
まりあはどんなかおしてもカワイイ。小柄な二つ縛りで男子女子両方と仲がよく、簡単に言えばゆこのぎゃく。
「・・・・ゆこちゃん・・・。まりあちゃん・・・。」
ふわんとした声で言ったのは小亜利類(コアリルイ)だった。
「るいー!!もうッ呼び捨てにしてってばっ!!・・・・てゆーか、その鞄についてるキーホルダーむっちゃかわゆいっ!!」
まりあが大きな声でいう。
ちなみにこの二人は帰宅部。
「・・・・。これはプリティベアーで買った気がする・・・。」
そういってへにゃっと笑った。
類はクリーム色がかった髪の毛の色で目がおっきく少したれ目で身長はまりあより少し大きいぐらいだ。
類がふらつく。
「類、どぉしたの?」
ゆこが聞く。
「最近熱っぽいんだぁ。」
類はえへへと笑った。