私の体を心配してくれてのことなんだろうな。
朝陽さんはモテそう。
顔だけでなく中身もイケメンだ。
私は荷物を持って慌てて1階へ降りた。



「焦らなくていーのに(笑)」


「急に来たら焦りますよ·····!
でも、ありがとうございます。」



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「おはようございます!」

「おはよ····。」



予想より静かめな碧音さん。
疲れてるのかな····。
浬さんはまだ来てないみたい。



「つーか無理やり予定入れてきたよね。」


棘のある言い方で朝陽さんに言った。


「無理やりじゃないですよー。
でも碧音さん休み多いですね(笑)」



そんな言い方良くないんじゃ·····



「は···?」 「今日も李桜は仕事ですよ♡ 」



明らかに不機嫌そうな碧音さんとニコニコ笑顔の朝陽さん。
なんでこの2人仲悪いの·····?
この前は普通に話してたよね?
お兄ちゃんと碧音さんより相性悪い気が⋯



「仲良くしましょう····?」


私に言えるのはこれくらいしかないや。


「遅れてすみませんー!!!」


救いの浬さんが来てくれた。


「揃ったし行くか。」

「行きましょー!」



碧音さんが入園料を払ってくれた。
この前払ってもらったばかりだから悪いな。


「今日こそは払います!」