「なんで同じ高校になっちゃったんだろう…」




私は完璧に見られていないと思った。




なのに…、




「みんな俺の恋応援してくれてたから教えてくれたんだ」




みちるの顔とカリスマ性に負け、私の情報はみちるに知られてしまった。




このままいくと大学まで着いてきそう…。




先のことを考え、ゾッとした。




「私はみちるくんがらると結婚してくれると嬉しいわ」




「ママ!」




「お義母さん、末長くよろしくお願いします」




「やめてよ!」




こんな感じで私には味方がいなかった。




私は悲しくなって部屋に戻った。




すぐにみちるが追いかけてきた。