「はぁ、、、もう無理、」

「頑張ったじゃん。偉い偉い。」

蓮くんは頭を撫でてくれた。

少し吐いただけでだいぶ楽になった気がする。

「手術は成功したよ。

やっぱり心臓の血管が1部やられてた。

管を通す手術だから

傷口は数センチで済んだよ。」

「ありがとう、蓮くん。

蓮くんがあの時通りかからなかったら

死んでたかも。」