そんな時に限って出てくる発作。

いい加減にしてほしい。

私の体はなんでこんなにぽんこつなんだろ。

自己嫌悪と比例するように、息苦しさは増す。

「っげほ、、、ひゅぅ、、、」

本格的に発作がでてきた。

どうしよう、、、

誰も通らないような裏道だし。

しかも、雨まで降ってきた。

こんなところで私は死んじゃうのかな。

神様はとことん味方してくれないんだね。

意識が薄れる中、

目の前に黒くて大きい外車が停まった。

「はな!」

男の人が、車から降りてこっちに向かってくる。