久々の大学は変わってなくて、

みんないつも通り接してくれて嬉しかった。

テストは勉強を頑張った甲斐もあって、

単位は取れるんじゃないだろうかという手応え。

テストは午前中で終わったので

美波と一緒に教室でお弁当を食べる。

「ねぇ、美波。

今時の男の人って誰にでもキスするのかな。」

わたしの発言を聞いた美波がお茶を吹きこぼした。

「ちょ、美波大丈夫?!

そんなに私変なこときいた、、、?」

「いや、ごめんごめん。

はなから男性の話がでるのが初めてだし。

しかも、キスしたの?」

「うーん、したんだと思う。

突然すぎてよく覚えてないけど、、、。

私、好きって気持ちがわかんないんだよね。」