「蓮せんせいは、

はなせんせいのヒーローだから?」

「そう、ヒーローでもあるし

はなせんせいは、俺のお姫様だからね。」

わたしの薬指に光る指輪をみつけた太陽くんは

目をキラキラさせて顔を上げた。

「せんせいたち、けっこんしたの?!」

「うん。少し前にね。」

「ぼく、はなせんせいとけっこんしたかったな。」