「なに。俺とはもう遊ばないってこと?」

背中に体温を感じて、振り向くと

同じ柔軟剤の匂いのする、背の高い白衣姿。

「蓮せんせい!」

太陽くんは、わたしと蓮くんの足に抱きつく。

「蓮せんせいと、はなせんせいと

さんにんで、あそぶ!」

「欲張りだな。

でも、はなせんせいは、俺のものだからね。」