「わかった。

少しずつ、増やしていこうか。

、、、あと。

ひとつ、はなちゃんに提案があってね。」

「うん、なぁに。」

「この薬で体調安定して来たら

僕の家で暮らさないかなと思って。」

「僕の、、家?」

「今病院でしてる治療くらいなら

在宅でもギリギリできる範囲なんだ。

本当のお家に帰すのは厳しいけど

僕の家なら、病院からすぐだし

ひと通り医療機器を揃えられる。

夜は僕がはなちゃんの診察できるし

昼は好きに過ごしてくれていい。

入院してるよりは、

自由に過ごせるんじゃないかな。」