「式終わったら、同窓会?」

「うん、その予定。

近くのホテルの宴会場であるの。」

「、、、絶対変な男に捕まったらだめだからね。

酒に酔った若い男なんてクソだからな。

あー、今日当直いれなきゃよかった。」

エントランスまでお見送りに来てくれた蓮くんは

ずっとこの調子である。

「だいじょーぶ!

蓮くんの香水、付けてるし、ね?」

「はなの大丈夫ほど、不安なものはないよ。

まぁでも、

一生に一度の成人式、楽しんできてね。

ハメ外しすぎないように。」