「へ〜、佐倉先生一途なタイプなんすね。

先生が好きな子なんて、

さぞいい子なんだろうな。」

「全然そんなことなくて、

すごくわがままなんですけど。

太陽みたいに笑う子で、

わがままもいつも許しちゃうんですよ。

よくないなって、思ってるんですけどね。」

「それって、もしかしてはなちゃんすか?」

えっ、、、?

ちょっとちょっと待って。

龍くん、何聞いてるの?

「龍さん、鋭いですね。

秘密ですよ。」

口から声が飛び出しそうで、口を抑える。

ちょっと待って

こんな展開、聞いてないよ。