「果穂は、この場所気に入ったみたいだな。」
「はい。場所も実家に近いし、何より景色が凄く綺麗。」
「じゃあ、他は見ないでここに決めるか?」
「翔さんは?ここで大丈夫?
お父様やお義母様に一度聞がなくて良いの?」
「結婚式は果穂がやりたい様にしてくれたら良い。」
「ありがとうございます。」
今日1番の満面な笑顔で果穂は言う。
「決まりだな。
後は、良い日が空いてればいいが。
みかんの収穫が始まる前がいいだろ?」
「うちの方は多分何とかなるから大丈夫だよ。翔さんやお父様の会社の都合の方が大事だから、そっちを優先にしてね。」
「果穂はいつも気を遣ってくれるから、
式ぐらいは好きにしていいんだ。
何かやりたい事とか無いのか?」
そう言うと、果穂はうーんと考え始める。
「じゃあ、翔さんのタキシードは私が決めたい。」
「他には?」
「ウェディングケーキはちょっと作ってみたいかも、でも1人で作れるかなぁ…。」
「なるほど。うちの社にパティシエがいるから聞いてみよう。
もちろん、戸川じゃ無いから心配するな。」
優斗も一応パティシエだが、
2人っきりで作業をするなら出来れば女性の方が安心だろう。
そういえば、
果穂の男性恐怖症は治ったのか?
学生時代にいろいろあったと聞いていたが、
俺と居る時は、特にそんな風には見えないが…。
「果穂、俺以外の男は今でも苦手か?」
「うーん。翔さん以外の人と2人っきりになった事がないから……分からないけど。
でも、不安にはなるかな。
タクシーの運転手さんが男性だとちょっと緊張するし。」
「そうか。まぁ、俺が他の男と2人っきりにはさせないけどな。」
たとえ雅也や優斗でも、2人っきりでは会わせられない。
「はい。場所も実家に近いし、何より景色が凄く綺麗。」
「じゃあ、他は見ないでここに決めるか?」
「翔さんは?ここで大丈夫?
お父様やお義母様に一度聞がなくて良いの?」
「結婚式は果穂がやりたい様にしてくれたら良い。」
「ありがとうございます。」
今日1番の満面な笑顔で果穂は言う。
「決まりだな。
後は、良い日が空いてればいいが。
みかんの収穫が始まる前がいいだろ?」
「うちの方は多分何とかなるから大丈夫だよ。翔さんやお父様の会社の都合の方が大事だから、そっちを優先にしてね。」
「果穂はいつも気を遣ってくれるから、
式ぐらいは好きにしていいんだ。
何かやりたい事とか無いのか?」
そう言うと、果穂はうーんと考え始める。
「じゃあ、翔さんのタキシードは私が決めたい。」
「他には?」
「ウェディングケーキはちょっと作ってみたいかも、でも1人で作れるかなぁ…。」
「なるほど。うちの社にパティシエがいるから聞いてみよう。
もちろん、戸川じゃ無いから心配するな。」
優斗も一応パティシエだが、
2人っきりで作業をするなら出来れば女性の方が安心だろう。
そういえば、
果穂の男性恐怖症は治ったのか?
学生時代にいろいろあったと聞いていたが、
俺と居る時は、特にそんな風には見えないが…。
「果穂、俺以外の男は今でも苦手か?」
「うーん。翔さん以外の人と2人っきりになった事がないから……分からないけど。
でも、不安にはなるかな。
タクシーの運転手さんが男性だとちょっと緊張するし。」
「そうか。まぁ、俺が他の男と2人っきりにはさせないけどな。」
たとえ雅也や優斗でも、2人っきりでは会わせられない。